「楽天ANAカードの入会キャンペーンは?」
「楽天カードと比べて楽天ANAカードにデメリットがある?」
楽天カードのラインナップには、カードの利用で効率的にANAマイルを貯められる「楽天ANAマイレージクラブカード(以下 楽天ANAカード)」があります。
楽天ANAカードではいつでも、カードの入会・利用でもれなく5,000円相当のポイントがもらえる入会キャンペーンを開催しています!
しかし、楽天ANAカードには、普通の楽天カードと比べてデメリットはないのか?気になってしまいますよね?
そこで今回は、楽天ANAカードの入会キャンペーンから、楽天ANAカードを楽天カードと比較したメリット・デメリットを解説します。
これを読めば、楽天ANAカードが自分に必要かどうかの判断が出来ますよ!
目 次
楽天ANAカードの入会キャンペーン最新情報!
画像出典:楽天カード公式サイト
現在開催中の楽天カード入会キャンペーン
新規入会・利用で5,000円相当の楽天ポイントプレゼント!(5,000ポイント)
開催期間:常時開催
楽天ANAカードではいつでも、カードの新規入会&利用で合計5,000ポイントの楽天ポイントがもらえる入会キャンペーンを開催しています。
- 新規入会特典:2,000ポイント
- カード初回利用特典:3,000ポイント
特典を満額獲得するためには、楽天ANAカードを新規発行するだけでは不十分です。カードの発行後、カードを利用したお買い物が最低1回は必要ということになります。
ただし、1回カードの利用があれば金額は仮に1円でもOKですので、放置して忘れさえしなければ全員が満額の特典を獲得できる易しいキャンペーンです!
ここからは、入会キャンペーンの特典獲得の手順を、より詳しく解説します。
ポイントが貰えるまで流れ
入会特典の内訳(5,000ポイントプレゼント時)と、ポイント付与までのスケジュールは以下の通りです。
画像出典:楽天カード公式サイト
- 新規入会特典:カード到着後、初回登録の2日前後
- カード利用特典:カードの初回利用月の翌月25日頃
新規入会特典が、カード到着後すぐに獲得可能というのは驚異的ですね!
入会キャンペーンの特典ポイントを獲得する手順
ここでは、入会キャンペーンの特典獲得条件を詳しく解説します。
【新規入会特典】
【特典の種類】 | 新規入会特典2,000ポイント |
【貰えるポイントの種類】 | 通常ポイント |
【ポイントが使える場所】 | 楽天サービス、楽天ポイント提携店など、特に制限なし |
【ポイント有効期限】 | 最終利用日から1年 |
特典ポイント獲得条件
「楽天E-NAVI」から受け取り申請をしなければなりませんので、まずは「楽天E-NAVI」への登録が必要です。
楽天e-NAVIとは?
楽天カードの利用明細を確認できるWEBサービスです。
毎月のご利用明細、お支払日、利用残高、利用可能額など、カードの情報をすべて見る事が出来ます。
楽天カードの利用明細は楽天e-NAVIでのWEB明細サービスが基本です。紙の明細書を希望する場合は84円の切手代が必要になります。
【カード初回利用特典】
【特典の種類】 | カード初回利用特典3,000ポイント |
【貰えるポイントの種類】 | 期間限定ポイント |
【ポイントが使える場所】 | 楽天サービス、楽天ポイント提携店など、特に制限なし |
【ポイント有効期限】 | 30日~40日程度 |
特典ポイント獲得条件
カードお申し込み日の翌々月までに、カードの利用情報が楽天カードに到着していることが条件です。
例えば、10月にカードを申し込みした場合、12月31日がカードの利用期限となります。
利用金額の条件はありませんので、利用期限内にコンビニでソフトドリンクを1本でも購入すれば特典の獲得の条件を満たせます。
カードの利用期限に注意!
カード利用特典の獲得条件は、カードの利用期限までに楽天カード側に利用情報が届くことが条件となっている点に注意が必要です。
例えば、カード利用期限の前日の利用の場合、カードの利用情報が楽天カードに届くまでに利用期限が過ぎてしまい、特典をもらうことができなくなる可能性があります。
特に、楽天市場での利用分は、店舗が商品を発送してから売上げ請求を行った際に利用情報が届くため、タイムラグを考えると利用情報が届くまでに5日以上は見ておいた方が良いですね。
カードの利用特典には利用金額の条件が設定されていないため、1回・1円でも利用すれば特典を獲得することができます。
ただし、一部カード利用特典の対象外となってしまう支払い先がありますので注意が必要です。
- 楽天市場でお買い物時に全額ポイントで支払ってカード利用金額が0円の場合
- キャッシング利用分
- 明細書発行費用
- ETC年会費(カード年会費)、楽天PINKカードの月額サービス料
- ATM手数料
- 楽天Edy発行費用
- カードを作った時に利用した楽天ID以外を利用した買い物
上記の利用ではカード利用特典を獲得することができませんので注意が必要です。
楽天ANAマイレージカードとは
楽天ANAカードは、楽天カードにANAマイレージクラブの機能を加えたカードです。
基本は楽天カードと同じで、楽天カードで貯まるのは楽天ポイントですが、それをANAマイルで貯める事が出来ます。
- 楽天カード➡楽天ポイント
- 楽天ANAカード➡楽天ポイント or ANAマイル
そもそも楽天ポイントはANAマイルと2ポイント=1マイル(還元率0.5%)のレートで交換出来ます。ただし交換する手間がかかるので、その手間を省けるようにしたのが楽天ANAカードという感じですね。
楽天ポイントをANAマイルに変える人が多かったために、ユーザーの利便性を考えて楽天ANAカードを作ったのでしょうね。
楽天ANAカードは「ANAカード」ではない
勘違いをする方も多いですが、楽天ANAカードはANAが発行している「ANAカード」ではなくて楽天カードになります。
したがってANAマイル提携店での利用でマイルが貰えたり、飛行機搭乗ボーナスやANAフェスタなどでの優待は一切ありません。当然審査もANAカードではなくて楽天カードになります。
楽天カードよりもANAマイルが貯まりやすい?
楽天ANAカードにしても、ANAマイルがより多く貯まるようにはなりません。
楽天ポイントは2ポイント=1マイルのレートで交換出来ますので、楽天ポイントが2ポイント貯まる際に1ANAマイルとして貯める事が出来るようになっているだけです。
楽天カードを200円利用すると楽天ポイントが2P貯まりますが、1ANAマイルとして貯める事が出来るようになっているという事です。
楽天ポイントをANAマイルに交換する手間を省けるようにしたのが楽天ANAカードになりますので、マイル還元率が変わるような事はありません。
楽天カードのANAマイル還元率は実はお得!
楽天カードは基本100円で1ポイント(1円分)が貯まるので還元率は1%になります。
ANAマイルへの交換は2ポイントで1マイルと還元率は0.5%なのでそんなに良いようには思いませんよね?他にもっと還元率が良いカードはあります。
しかしだいたいのカードはポイントをマイルに交換しようと思うとマイル移行手数料が5~6000円程度かかる事が多いです。
楽天ポイントをANAマイルに交換する際にはこのマイル移行手数料が発生しないので、そう考えると同じくらいの還元率と考えて良いのかなと思います。
- 他社カード:100円で1マイルで移行手数料が年間5~6000円程度
- 楽天カード:200円で1マイルで移行手数料なし
楽天ANAカードと楽天カードの違い
普通の楽天カードと基本的に同じですが、ポイントプログラム以外にも少しだけ違いがあります。
楽天カードと楽天ANAカードの違いがある部分
- 年会費
- 入会特典
- ANAカードの機能
- 貯まるポイント
ポイント機能以外には年会費と入会特典に違いがありますね。
年会費は有料だが実質無料
年会費は楽天カードが無料なのに対して、楽天ANAカードは年会費550円(税込)がかかります。
ただし初年度無料で2年目以降は前年に1回でもカードを使えば無料になりますので実質無料と言えますね。
ANAカードの一部の機能が利用可能
楽天ANAカードはANAカードではないと上記でお伝えしましたが、ANAカードの機能でANA便利用時に搭乗手続きをパス出来るスキップサービスを利用出来ます。
貯まるポイントを選べる
画像出典:楽天ANAマイレージクラブカード公式サイト
楽天ANAマイレージカードの最大の特徴となっている部分として、ポイントかマイルかのコースを選べるようになっています。楽天カードですと楽天ポイントが貯まって、それをANAマイルに交換すると言うのが手順でしたが、その手間を省くことが出来ますね。
以下の4つが楽天カードとは違う楽天ANAカードの特徴です。
- 年会費が有料(実質無料)
- 入会キャンペーンがお得
- ANAカードの一部機能が使える
- ポイントをマイルで貯める事が出来る
楽天ANAカードのメリット・デメリットまとめ
楽天ANAカードのメリットデメリットを解説します。
楽天ANAカードのメリット
メリットは上記の楽天カードとの違いがそのまま来ます。繰り返しになってしまうので軽めに解説します。
マイル交換申請の手間が無くなる
ANAマイルコースを選択すれば、カード利用分に応じて直接ANAマイルが溜まっていきますので、楽天ポイントをANAマイルに交換申請する手間を省くことが出来るのが最大のメリットです。
楽天ポイントをANAマイルに交換するルールが改悪
楽天ポイントをANAマイルに交換する際、「月の交換上限が20000ポイント」「1回での上限が1000ポイントまで」とルールが変更(改悪)されました。
1回の上限が1000ポイントなので、ある程度まとまったポイントを交換しようと思うと何回も交換手続きをしなければいけません。しかし、楽天ANAマイレージカードは自動交換機能があるのでその点では手間が省けて便利だと言えます。
ANA国内線の搭乗手続きがスキップ出来る
ANAの国内線で搭乗手続きをパス出来るスキップサービスが利用出来ます。これは本来ANAカードの機能になりますが、これが使えるのはかなり便利ですね。
入会キャンペーン特典で楽天トラベルクーポンが貰える
楽天ANAカードの入会キャンペーンは、楽天ポイントに加えて楽天トラベルで使えるANA楽パックのクーポンが付いてきますのでトータルの金銭的価値が高くなってお得になります。
余分なカードを減らして1枚にまとめられる
ANAマイルを貯めるにはANAマイレージクラブカード(ポイントカード)を作って会員にならなければいけませんが、楽天ANAマイレージカードはその機能がカード一体となっていて、2枚を1枚に出来て余分なカードを減らすことが出来ます。
楽天ANAカードのデメリット
楽天ANAマイレージカードのデメリットも見ていきましょう!個人的にはメリットよりもデメリットの方が大きいような気がしますがどうでしょうか・・・
ANAマイルの有効期限を最大化できない
楽天ANAカードでマイルコースを選択するとANAマイルが直接付与されてしまうので、ANAマイルの有効期限である36ヵ月のカウントがスタートしてしまいます。
でも楽天ポイントで貯めておいて、ある程度まとまってからマイルに交換した方がマイルの有効期限を最大にする事が出来ます。
何故なら楽天ポイントは有効期限が実質無期限なので、貯めたいマイル数相当分の楽天ポイントを貯めてからマイルに交換すれば、マイル有効期限が切れて失効してしまうリスクを無くす事が出来るからです。
いきなりANAマイルで付与されてしまうと、付与された時から36ヶ月以内しか猶予が無くなってしまいますからね。
これは結構大きな落とし穴だと思いますね。
マイルコースだと楽天会員ランクを上げられない
これもかなり大きなデメリットだと個人的に思いますね!
楽天ポイント会員にはランクがあり、半年間の楽天ポイント獲得数によってランクが決まる仕組みになっていますが、
楽天ANAカードでマイルコースを選択すると、楽天ポイントランクの対象外になってしまいます。
楽天カードはETCカード年会費が有料で、ポイントランクがプラチナ、ダイアモンドだと無料になりますが、楽天ANAカードのマイルコース選択だとそれが出来なくなってしまいます。
年会費がかかる
年会費が500円(税別)かかってしまいますが、年に1回でもカードを使えば無料になるので実質無料です。
デメリットと言う程では無いですが、普通の楽天カードは完全無料なのでデメリットとしておきます。
楽天ANAカードと楽天カードの基本情報
ー | 楽天ANAマイレージカード | 楽天カード |
年会費 | 550円(税込) ※初年度無料で2年目からは年に1回でも利用すれば無料 |
無料 |
家族カード年会費 | 無料 | 無料 |
ETCカード年会費 | 550円(税込) 楽天会員ランクがゴールド、プラチナで年会費無料 |
550円(税込) 楽天会員ランクがゴールド、プラチナで年会費無料 |
入会特典 | 最大9000ポイント | 最大8000ポイント |
基本のポイント還元率 | 1% | 1% |
貯まるポイント | 楽天ポイント or ANAマイル(マイルは還元率0.5%) | 楽天ポイント |
海外旅行保険 |
●死亡・後遺障害 最高2000 |
●死亡・後遺障害 最高2000万円 |
電子マネーチャージポイント | ポイント付与無し ※ApplePayは対応 |
ポイント付与無し ※ApplePayは対応 |
過去には電子マネーチャージでもポイントを貯める事が出来て、人気電子マネーのnanacoへのチャージでもポイントが貯まっていましたが、現在ではポイント付与自体が無くなってしまいました。
電子マネーチャージのポイントが貯まるのは、同じグループ内の電子マネーである楽天Edyだけです。
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楽天ANAマイレージカードはデザインが選べる
楽天カードは基本的にスタンダードなシルバーデザインのカードのみで、選べるとしたら楽天キャラクターのパンダやスポンサーになっている載っているデザインのカードがあるくらいですが、楽天ANAマイレージカードはスタンダードのシルバーデザインともう一つピンク色がメインのデザインを選ぶことが出来ます。
まとめ
楽天ANAマイレージカードは、普通の楽天カードと基本は同じで、ポイントプログラムにANAマイルコースをプラスして、ANAカードの一部機能が使えるようにした内容となっています。
楽天ANAマイレージクラブカードはこんな方におすすめ
- 楽天ポイントをANAマイルに交換している人で、交換作業がメンドクサイと思っている方
- 楽天カードとANAマイレージクラブカードを一枚にまとめたカードが欲しい方
- 楽天ポイントを貯めている方でANAファンの方(楽天カードにANAのロゴが入る)
楽天ANAマイレージカードのおすすめの利用方法は、年に1回は必ず利用する事と、コースは絶対に楽天ポイントコースを選択する事をおすすめします。
貯まった楽天ポイントは、ANAマイルに変えると言う方の場合、自動でANAマイルが貯まっていくのは楽だし素晴らしいと思いますが、それだと楽天会員ランクを上げたりする事が出来ないのでETCカード年会費を無料にすることが出来なくなりますし、なによりANAマイルの有効期限を最大化する事が出来ないのが最大のデメリットだと言えます。
楽天ポイントコースを選択すればANAマイル交換の手間は省けませんが、普通の楽天カードと同じように使えて、なおかつANAカード機能のスキップサービスが利用出来て、ANAマイレージカードを別に持つ必要も無くなりますよ!