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ラグジュアリーカードに法人カードが登場!メリット・デメリットを解説

更新日:

「ラグジュアリー法人カードはどんなカード?」

「個人用カードとの違いやメリット・デメリットが知りたい」

金属製のカードで大人気のラグジュアリーカードに法人カードが登場しました。

ラグジュアリーカードは経営者の方が持っている事が多いので、法人カードの発行を待っていた方も多いと思います。

しかし待っていたとはいえ、お得じゃないなら使いたくないのが経営者ですよね。

まずはどんなスペックになっているのか?通常のラグジュアリーカードとの違いや、メリットデメリットが知りたいはずです。

そこで今回は、毎日クレジットカードの最新情報をチェックして記事を執筆している筆者が、ラグジュアリー法人カードの詳細と普通カードとの違い、チタン、ブラック、ゴールドの差などを解説します。

この記事でこれが分かる

  • ラグジュアリー法人カードと普通カードの違い
  • チタン・ブラック・ゴールドの違い

これを読めばラグジュアリー法人カードの詳細がわかるので、作るかどうかの判断ができますよ。

個人カードと法人カードの違い

ラグジュアリーカードの法人カードはポイント還元率、特典など個人用とまったく一緒です。

個人用のラグジュアリーカードをベースにして、法人カードの機能がプラスされたイメージです。

法人カードだけの特典

では「法人カードの特典」を具体的に見て行きましょう。

法人口座の設定が出来る

法人カードは法人名義の口座設定が可能です。これが1番大きな違いです。個人名義の口座も可能なので個人事業主の方も利用できます。

法人カードなので、これは当然ですよね。

券面に会社名を入れる事が出来る

個人用のクレジットカードなら表面には個人名が入りますが、法人カードはそこに会社名が入ります。

別になんてことはありませんが、なんかかっこいいですね。

ただでさえカードの素材が金属なので高級感があるのに、さらに会社名が入っているという事で「社長感」は半端なくなります。

ゴールドの申込が可能

これは結構大きな違いです。

ラグジュアリーカードは「チタン」「ブラック」「ゴールド」と3種類あり、個人用ラグジュアリーカードの「ゴールド」はインビテーション制(招待制)となっています。

まずはチタン、ブラックで利用実績を積まないとインビテーションを受ける事が出来ません。それが法人カードならいきなり申し込み可能となっていますのでかなり大きな違いですよね。

ゴールドの券面はキラキラで「金の延べ棒」のような風貌なので、一度は手にしてみたいと多くの人が思う人気カードです。

しかし、ゴールドのインビテーション条件はハードルが高いと言われていますのでそう簡単に持つ事は出来ないのですが、法人カードなら申し込みが出来るというのはチャンスですよね。

ラグジュアリーカード基本情報

チタン ブラック ゴールド
年会費 55000円(税込) 11万円(税込) 22万円(税込)
追加カード 17600円(税込) 27500円(税込) 55000円(税込)
ETCカード年会費 無料 無料 無料
限度額 個別に決定 個別に決定 個別に決定
ポイント還元率 基本1%
◦1000円=2P
最大1.25%
◦1000円=2P
利用明細2000円ごとに1P
基本1.5%
◦1000円=3P
海外旅行保険
(自動付帯)
最高1億2千万円 最高1億2千万円 最高1億2千万円
国内旅行保険
(利用付帯)
最高1億2千万円 最高1億2千万円 最高1億2千万円
ショッピング保険 年間300万円 年間300万円 年間300万円

ポイント還元率はグレードが上がるにつれて高くなります。

  • ゴールドは1000円で3ポイントの1.5%
  • ブラックは1000円で2ポイント(1%)と、
    プラスで利用明細ごとに2000円で1ポイント(0.25%)で合計1.25%
  • チタンは1000円で2ポイントの1%

クレジットカードの還元率は1%以上で高還元率と言われていますので、ラグジュアリーカードシリーズは高還元率の部類に入りますね。

限度額は会員によって変わる

限度額に関しては、会員のクレヒス(利用状況、信用度)によって変わります。

目安というか事例としては、

  • チタンで100万円~200万円
  • ブラックで100万円~300万円
  • ゴールドで100万円~300万円以上

このようになっています。ゴールドだからと言って必ず300万円以上と言うような事にはなりません。少なかった場合は、そこから実績を積み重ねて行くしかないですね。

しっかりと実績を作れば限度額は上げやすい方だと思いますので、こうなったら実績作りを頑張りましょう。

年会費の差をもたらしている部分

海外旅行保険やショッピング保険の補償内容は3種類とも同じですが、年会費ではチタンとゴールドの差は15万円もあります。この差をもたらしているのは「特典・優待」の充実度となります。

どのカードを選択するかは、この「特典・優待」の内容をどう感じるか?がポイントになってくると思います。

ゴールドは年会費が22万円(税込)ですが、「特典・優待」の内容にそれだけの価値を感じるのか、ブラックで良いと思うかという感じです。

「特典・優待」に関しては以下で解説します。

ラグジュアリー法人カードのデメリット

ラグジュアリー法人カードのデメリットはやはり年会費ですね。本会員の年会費もそうですが、追加カードの年会費も高いので追加カードの発行を考えている方には厳しいかと思います。

ラグジュアリー法人カードは個人事業主に向いているクレジットカードで、追加カードを考えているなら不向きであると言えます。

ラグジュアリー法人カードのメリット

ラグジュアリー法人カードはどんなメリットがあるのか見て行きましょう。「特典・優待」は個人用カードと共通です。

まずはこれが最大のメリットと言えますね。

経費と手間が削減できる

従来の現金払いや振込決済だと、振込手数料と手間がかかりますが、法人カード決済ならそれが無くなります。

それだけじゃなくてポイントが貯まるので経費削減が出来て良い事だらけです。

経費を月に何百万と使っている方も多いと思うので、ポイントがかなり貯まる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

個人用カードとポイントが合算出来る

これは個人用カードと法人用カードの2枚持ちをした場合の話ですが、2枚持っているとそれぞれの利用分に対してポイントが貯まっていきますが、合算する事が出来ます。

そうすればまとまったポイントを利用出来ますので便利ですよね。

ラグジュアリーカードは年会費が高額で、1番下の「チタン」でも55000円(税込)なので、なかなか2枚持ちをするには高額になりますが、法人カードの年会費は経費として認められますので、それなら良いですよね。

特典・優待は豪華

「特典・優待」はチタンの内容を基本として、ブラック、ゴールドになるにつれて「特典・優待」が増えたり、内容が豪華になって行きます。

チタン・ブラック・ゴールド共通の特典

コンシェルジュ

ラグジュアリーカードは「Luxury Card Concierge」なるコンシェルジュサービスが受けられます。

国内外問わず、24時間365日体制で国内外のネットワークと知識を兼ね備えたコンサルタントが要望に応えてくれます。

旅行の手配、レストランの手配、ワインの選定、ギフト・プレゼント手配・相談、ゴルフの予約、チケット手配、海外商品の購入代行などのサポートが受けられます。

ラグジュアリーカードのコンシェルジュサービスは問い合わせた内容をメールで返答をしてもらう事が可能です。

忙しい時に電話だと手間になりますが、メールならメモなどもしなくて良いので便利ですよね。

ワールドMastercard特典・Taste of Premium特典

ラグジュアリーカードはMastercardの最高ランクである「ワールドエリート」になりますので、ワールドMastercard特典が受けられます。特典内容は「空港お出迎えサービス」「空港送迎サービス」「ダイニング・トラベル関連サービス」などがあります。

Taste of Premium特典は「2名利用で1名分のコース料理が無料になる特典」や「国際線手荷物無料宅配」「ヘリクルーズ優待」「Wi-Fiレンタル優待」などが受けられます。

新生銀行プラチナ会員

新生銀行のエリート会員である「新生プラチナ」の資格が取得出来ます。特典内容は他行宛の振込手数料が10回無料になったり、海外送金手数料が月1回無料になります。

プライオリティパス

プライオリティパスの最高会員ランクであるプレステージ会員に無料で登録出来ます。プレステージは年に何回でも無料で海外の空港ラウンジを利用出来ます。

国際線手荷物無料宅配

国際線に限りますが、手荷物を3個まで往復で無料宅配してもらえます。

ダイニング特典

ダイニング特典はステータスカードが最も得意とする分野です。

まずはステータスカードにはおなじみの「2名利用で1名分のコース料理が無料になる特典」があります。これは先ほど紹介したTaste of Premium特典もあるので年に複数回利用が出来ますね。

他には世界中のレストランで優待やアップグレードを受ける事が出来ます。

トラベル特典

国内の高級旅館、世界中の高級ホテルでお部屋のアップグレードやウェルカムドリンクのサービスを受ける事が出来ます。また、日本画を代表する旅館などでは「おもてなし文化」を味わう事が出来る優待も受けられます。

エンターテイメント特典

エンターテイメント特典はTOHOシネマズでの映画鑑賞が無料になる特典があります。チタンは月1回、ブラックは2回、ゴールドは3回までです。

その他はプライベートジムの優待、美容室EARTHでの優待、家事代行サービスの優待、フラワーサービス優待、スーパーカー体験割引などがあります。

共通の特典でこれだけの豪華な内容となっています。ブラック、ゴールドはここに更に特典がプラスされていきます。

ラグジュアリーカードチタンの更に詳しい情報はコチラの記事をご覧ください。
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ブラックだけの特典・優待

ブラックは共通特典に加え、以下の特典が追加されます。

チタンの年会費は55000円で、ブラックは11万円なので、その差は55000円です。

以下で紹介する特典に差額55000円分が含まれてきます。

ラグジュアリーテーブル

日本を代表する名店や予約困難店で、会員専用の席を確保してもらえます。

ラグジュアリーリムジン

ラグジュアリーテーブルを予約すると東京23区内の指定場所からお店までリムジンでの送迎サービスを受ける事が出来ます。(ブラックは行きのみ)

ラグジュアリーソーシャルアワー

ワインのテイスティングイベントに参加する事が出来ます。

シャンペンやワインを楽しむことが出来ます。

ハワイアン航空上級会員資格

ハワイアン航空の上級会員資格を取得できます。

ブラックは「Pualani Gold」で、Extra Comfort(ソーン2)の優先搭乗やエコノミープラスへの無料アップグレードサービス、2個まで無料で手荷物を預けられるなどのサービスを受けられます。

メディカルクリニックアクセス

人間ドックの優待割引価格の適用施設、PET検診の施設の紹介・予約を代行してもらえます。社長は体が資本といっても過言ではありませんので、人間ドックで健康に気を付けるようにしましょう。

名医紹介サービス

全国の名医を紹介してくれるサービスです。セカンドオピニオンで利用するのも良いですね。

これだけの特典が増える事を考えると、55000円プラス分の元は取れそうですね

ラグジュアリーカードブラックの更に詳しい情報はコチラの記事をご覧ください。
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ゴールドだけの特典・優待

ゴールドは共通特典・ゴールド特典に加え、以下の特典が追加されます。

ゴールドの年会費は22万円で、ブラックは11万円なので、その差は11万円です。

以下で紹介する特典に差額11万円分が含まれてきます。

ラグジュアリーテーブルはゴールド限定のお店がある

日本を代表する名店や予約困難店で、会員専用の席を確保してもらえます。ゴールド限定のお店もあります。

ラグジュアリーリムジンは行き・帰りを選択可能

ラグジュアリーテーブルを予約すると東京23区内の指定場所からお店までリムジンでの送迎サービスを受ける事が出来ます。ゴールドは(行き、帰りのどちらかのみ)

ラグジュアリーTea

マリアージュフレール銀座本店でオリジナルブレンドの紅茶を無料で飲むことが出来ます。

ハワイアン航空上級会員資格

ハワイアン航空の上級会員資格を取得できます。

ゴールドは「Pualani Platinum」で、ファースト・ビジネスクラスゾーンからの優先搭乗や、ファーストクラスへの無料アップグレードサービス、3個まで無料で手荷物を預けられるなどのサービスを受けられます。

券面が24金コーティング

ゴールドは券面に24金コーティングが施されています。

本当にキラキラ輝きますので、まるで金の延べ棒のようですね。

正直なところ、特典はブラックとそこまで変わる事がありません。ブラックの年会費より11万円高い大きな理由はハワイアン航空会員資格が「Pualani Platinum」とワンランク上というのが大きいかなと思います。

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金属素材が異質でインパクト大

やはり、何と言ってもカード素材が金属なので、見た人に与えるインパクトは大きいです。

もちろんラグジュアリーカードは素晴しい特典が豊富ですが、やはりラグジュアリーカードのようなステータスクレジットカードは人に見られて優越感を味わうのが醍醐味だと思います。

ステータスカードの中でも、最も見た目のインパクトがあるのがラグジュアリーカードです。

接待などでお客さんに見せびらかすのは気が引けるかもしれませんが、さりげなく気付かせるようにすれば会話のネタになったりもすると思います。

まとめ

ラグジュアリーカードの法人カードは個人用のカードと年会費、還元率、特典は同じです。

個人用と法人カードの違いは以下の通りです。

  • 法人口座の設定が可能
  • 券面に会社名を入れられる
  • ゴールドが申込可能

1番大きな違いは法人名義の口座を設定できるところですね。これにより経費管理が楽になります。

あとは、ゴールドは個人用だとインビテーションが必要なので、いきなり申し込めるのはメリットだと思います。

チタン、ブラック、ゴールドのラインナップで、

年会費は55000円(税込)、11万円(税込)、22万円(税込)となっていて還元率(条件付き還元率)の違い、特典・優待の豪華さに違いがあります。

特にチタンとブラックに大きな差があって、ブラックとゴールドにはそこまで大きな特典・優待の差はなく、1番大きな差は「ハワイアン航空」の上級会員資格のランクです。

券面のカッコ良さでは好みもあると思いますが、個人的にはゴールドのカッコ良さがダントツだと思います。

しかし、年会費がかなり高いので、まずはスタンダードモデルのラグジュアリーカードチタンからがおすすめです。

まずはチタンで金属製のクレジットカードの魅力を味わってみてください。

申し込みは、公式サイトの「申し込み」から「法人のお客様」を選択でOKです。

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